こんにちは。
最近、とある資料を読んでいて、
コロンビアの最高級豆
「エメラルドマウンテン」について、
改めて深く知る機会がありました。
当店でも長年扱っている銘柄ですが、
その裏側に隠された情熱や、
どれほどの手間が
かけられているかを知ると、
一杯の重みが全然違ってくるなと。
これは常連さんにもぜひ伝えたい!と、
筆をとった次第です。
エメラルドマウンテンが
単なる銘柄ではなく、「ブランド」として
FNC(コロンビアコーヒー生産者連合会)が
戦略的に創り上げた
「飲む宝石」であること、
そして、その名前が
コロンビアの宝石「エメラルド」と
良質な豆を育む「アンデス山脈」から
名付けられたというストーリーは、
本当にロマンがありますよね 。
この豆の何が特別かというと、
その「手間暇」と「希少性」に尽きます。
エメラルドマウンテンは、
コロンビア産の全コーヒー豆のうち、
わずか1パーセント未満の豆しか
名乗ることが許されない、
まさに選ばれし者なんです 。
アンデス山脈の標高
1,000メートルから2,000メートルという
理想的なテロワールで
栽培されるのですが 、
収穫は機械に頼らず、
完熟したチェリーだけを
人の手で一粒ずつ丁寧に摘む
「手摘み」が徹底されています 。
さらに、
焙煎前に人の目で変色や虫食いなどの
欠点豆を取り除く「ハンドピック」が
何度も行われます 。
この手作業こそが、
最終的なコーヒーの味に
雑味や不快な苦味が入るのを防ぐ、
品質の根幹だと再認識しました 。
この厳格な品質検査は、
日本市場向けに特別に設定された
プロファイルに基づいて、
熟練の鑑定士がなんと7回も
カッピング検査を繰り返すという
徹底ぶりです 。
エメラルドマウンテンの魅力は、
その「繊細で複雑な風味」にあります。
一般的に
「チョコレートのような濃厚な甘み」と
「柑橘系・花のようなフルーティーな酸味」が
絶妙にバランスしている
と言われています 。
苦味は優しくまろやかで 、
深いコクと甘みが
後味に広がるのが特長です 。
オリティエでは、
この甘みと香りを
最大限に引き出す「中深煎り」を
おすすめしています 。
この焙煎度が、
酸と苦味のバランスが最も良くなり、
メイラード反応やカラメル化によって
甘く香ばしいコクが形成される、
最適なポイントだと考えています 。
抽出時には、
推奨される抽出レシピとして、
やや低めの90度から92度の
お湯の使用が推奨されています 。
高い湯温では成分が急速に溶け出し、
過抽出による
雑味や苦味が増すのを防ぐためです 。
低めの温度でゆっくりと
淹れてみてください。
これにより、エグみや雑味を抑え、
豆本来の甘みとコクが際立つ、
まろやかな味わいになります。
日頃の感謝を込めて!
10月限定の
エメラルドマウンテン感謝企画
10月限定!エメラルドマウンテン
特別価格
通常価格:2,300円
特別価格:1,600円

この「飲む宝石」を、
10月いっぱい、
日頃の感謝を込めた
特別価格で提供させていただきます。
この機会に、その繊細な風味と、
手間暇をかけて生み出された
品質の真価を、
じっくりと味わっていただけたら
嬉しいです。
今月も、オリティエの焙煎機を
フル稼働させて、
よりよい焙煎に励んでまいります。
皆様のご来店を
心よりお待ちしております!